◆テーマ:年収の壁を考える - 税保険料一体改革の提案
おそらく決定されるであろう自民党税制改正大綱に基づく改正セミナ-は12/19に予定していますがその前の臨時セミナ-です。
国民民主党が提起した基礎控除の拡大について、自公・国民で協議されていて、103万円の壁、106万円の壁、130万円の壁、3号被保険者の問題などが新聞各紙において報道されています。この問題は、これまで税と社会保険料が別々に議論されていることに起因します。また、来年の参議院選挙を控え、とかく負担軽減の議論になっており、エビデンスに基づく冷静な議論になっていません。こうした壁は、昭和に形成された男性片働きを前提とした仕組みですが、人口減少の下で、制度疲労を起こしています。問題を解決するためには、まず現在の税制や保険制度の問題を分析することが必要です。
そこで、税保険料一体改革を提案している明治大学公共政策大学の田中秀明氏を招いてセミナーを企画しました。同氏は、昨年、『「新しい国民皆保険」構想~制度改革・人的投資による経済再生戦略』(慶応義塾大学出版会)を出版しています。税制については、所得税の課税ベースの浸食を抑え、所得再分配機能を回復させるためには税額控除方式を提案しています。
※今回は税理士会認定研修ではありません。
講師:明治大学公共政策大学院教授、政策大学院大学大学博士(政策研究)/田中秀明 《略歴》 財務省入省、予算・財政投融資・自由貿易交渉・中央省庁等改革などに携わり、オーストラリア国立大学客員研究員、一橋大学経済研究所准教授、内閣府参事官などを経て現職 《著書》 「新しい国民皆保険」構想 慶應義塾出版会 2023 人口動態変化と財政・社会保障の制度設計共著 日本評論社 2021 財政と民主主義共著 日本経済新聞社 2017 日本の財政 中公新書 2013 財政規律と予算制度改革 日本評論社 2011など
■日程 webセミナー(Zoom使用) 2024/12/5(木) 15:00~17:00
■申込方法 ●会員の方 直接配信される案内メールをご覧下さい。 ●会員以外の方 受講料:無料 締め切りは12/3(火)(開催日の前々営業日)です。 定員に達した場合には締め切らせていただきます。 参加者には受講案内をメールでお送りします。 参加のお申し込みは、下のリンクよりお申込下さい。
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※今回は税理士会認定研修ではありません。
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主催:一般社団法人FIC